アイキャッチ_ドコモエコノミーMVNO

OCNモバイルONE スマホ代

乗り換えはアリ?ドコモエコノミーMVNOの特徴とデメリットを解説

この記事でわかること

  • ドコモのエコノミーMVNOの概要
  • エコノミーMVNOのメリット / デメリット
  • 乗り換えを検討した方がいいのはこんな人

 

ついにドコモからエコノミーMVNOのプランが発表されました。

ドコモを使っていて、月額料を安くしたい人は気になる内容ではないでしょうか。

この記事では、ドコモのエコノミーMVNOになっている2社を紹介し、料金プランや特徴からどんな人に乗り換えがおすすめなのかを解説します。

管理人紹介r7

この記事の結論。

ドコモの広い通信エリアを維持しつつ、月額料を安くしたい人は乗り換えの価値アリ

ただし、超高速の通信速度を求めるなら乗り換えナシ

 

ドコモのエコノミーMVNOは格安SIM2社から提供

ドコモエコノミーMVNO2社の画像

ドコモから提供されてるプランと思う人も多いのではないでしょうか?

実はエコノミーMVNOプランは、以下の2社から提供されるプランです。

  • トーンモバイル(フリービット)
  • OCNモバイルONE(NTTコミュニケーションズ)
まき
エコノミーMVNOの位置付けは、ドコモの弱点だった小容量プランのカバーです。
従来プランでは、データ容量を3GB以下しか使わないユーザの満足度が低い傾向でした。

そこで打ち出したのが、エコノミーMVNOプランです。

2社の特徴を見ていきましょう。

 

トーンモバイルの料金プラン

トーンモバイルHP画像

見守り機能に力を入れてるため、子供・シニア向けのスマホに特化したトーンモバイル。

2021年12月22日からドコモのエコノミーMVNOとして新プランが発表されました。

料金プラン 1,100円
(低速通信を使い放題)
500~600kbps程度の速度
動画チケット
(高速通信用)
1GB:330円
初期費用 3,733円
(初期手数料:3,300円、SIMカード手配料:433円)
見守り機能
(TONEファミリー)
308円
2アカウント利用可
まき
LINE、メールくらいなら快適に使えると思います。
ただ動画やWeb検索は遅いですね・・・

他社の低速通信に毛が映えたくらいの速度なら使い放題。

動画などの高速通信が必要なら課金をしてね!っというプランです。

ただ、チケット制になることで子供の使いすぎ防止になります。

 

TONEファミリーでは「自画撮り被害防止アプリ」「Webフィルタリング」「位置情報の把握」「利用制限」が可能です。

自画撮り被害とは?
京都府警察のHPにマンガでの説明サイトがあったので、知りたい方はコチラから。

TONEファミリーは9都県市が推奨しており、子供が安全にスマホを使うための機能は満載です。

 

OCNモバイルONEの料金プラン

OCNモバイルONEの通信品質満足度

NTTコミュニケーションズが運用している、OCNモバイルONE。

月額料金は業界トップクラスの安さを誇り、通信品質の満足度も非常に高いのが特徴です。

料金プランは以下の通り。

※料金は全て税込

料金プラン 〜0.5GB:550円
〜1GB:770円
〜3GB:990円
~6GB:1,320円
〜10GB:1,760円
通話オプション 10分かけ放題:935円
かけ放題:1,430円
3つの電話番号かけ放題:935円
初期費用 3,733円
(初期手数料:3,300円、SIMカード手配料:433.4円)
解約料 無料
低速時の最大速度 200kbps
まき
「ドコモ回線を使いたい」かつ「データ量は少なくてOK」という人にはオススメできます。

ドコモ回線を使えて、最安550円(データ量0.5GB)というのはとても安いです。

ただ、スマホでLINE、Youtube、Web検索をするなら最低でも990円(データ量3GB)のプランは必要だと思います。

ほとんどスマホを使わない or 家のWiFiで十分という人向けのプランです。

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「エコノミーMVNO」と「ドコモ」の料金プランを比較

ドコモエコノミーMVNOの位置付け

従来のドコモのプランでは、データ通信量が中〜大までのものがメインでした。

小容量のプランもあったのですが、とても割高なのが弱点!

そこで登場したのが、小容量の料金を低く抑えるエコノミーMVNOです。

エコノミーMVNOとして参戦した2社とドコモの料金プランを比較しました。

データ通信量
(月額料金)
店舗サポート 通信速度
5Gギガホプレミア
ギガホプレミア
60GB〜無制限
(7,205~7,315円)
あり 高速
ahamo 20GB
(2,970円)
なし
(有料:3,300円)
高速
ギガライト 1~7GB
(3,278~6,578円)
あり 高速
TONEモバイル
(エコノミーMVNO)
無制限
(1,100円)
あり 低速
OCNモバイルONE
(エコノミーMVNO)
500MB~10GB
(550~1,760円)
あり 中速

※低速:メール、LINE程度なら可能
※中速:Youtube、動画、SNSも可能
※高速:高速通信が必要なゲームやアプリも可能

まき
低料金プランが加わったことで、データ通信量の少ない人にも優しい料金になりました。

ギガライトでは10GB以下の料金プラン(最大6,578円)がとても高い!

でも、ahamoだとデータ通信量が多すぎて余ってもったいない!

ソフトバンクやauは1,000円以下の低料金プランがあるのに、ドコモはかゆいとこに手が届かなかったワケです。

データ通信量は10GB以下、通信速度も低速〜中速で十分という人にはエコノミーMVNOがおすすめです。

 

 

ドコモのエコノミーMVNOのメリット4つ

ドコモと格安SIM事業者が連携したことで、格安SIMへの乗り換えがとても簡単になりました。

「店舗がない」「初期設定が不安」といった格安SIM初心者の不安を払拭してくれます。

メリットは以下の通り

  • ドコモショップで契約可能:乗り換えが簡単
  • ドコモショップで初期設定サポート:初めてのスマホでも安心
  • ドコモと同じ通信エリア:繋がりやすい
  • dポイントが貯まる:お得

 

①ドコモショップで契約可能:乗り換えが簡単

全国のドコモショップで格安SIMを契約できるようになりました。

契約可能なのは、ドコモのエコノミーMVNOとして参戦した「TONEモバイル」「OCNモバイルONE」の2社です。

 

格安SIMは基本的に店舗を持たず、経費を削減し低料金プランを実現しています。

だから店舗契約ができず、Webでの契約に慣れていない人には難しかったです。

まき
全国どこでもドコモショップはあるから、契約のハードルがぐっと下がりました。

契約時に対面で質問をすることもできるので、格安SIM初心者でも安心できます。

 

②ドコモショップで初期設定サポート:初めてのスマホでも安心

エコノミーMVNO初期設定サポート

「初めてのスマホ(格安SIM)だから設定が不安な人」でも安心。

ドコモショップで初期設定サポートを無料で受けられます

注意

ドコモショップで購入したスマホのみ対象

オンラインドコモショップや他店で購入したものは対象外です。

データや電話帳の移行、アプリの設定は有料になります。

スマホとして電波を使えるようになる最低限の設定のみ無料サポートです。

 

③ドコモと同じ通信エリア:繋がりやすい

料金が安くなっても、通信エリアはドコモと同じです。

ドコモ回線は通信エリアが広いことでも定評があり、山間部でも繋がりやすいことが特徴

あくまで一例ですが、槍ヶ岳山荘のカバー状況を紹介します。

槍ヶ岳山荘のカバー状況

まき
全てのエリアでドコモ最強!ではないですが、登山をする人からドコモが繋がりやすいとよく聞きます。

ご自身の生活圏や行動範囲が通信エリアになっているかは以下のドコモ公式サイトから確認ができます。

 

④dポイントが貯まる:お得

dポイント経済圏で生活をしている人はとてもお得な情報です。

今まではドコモのスマホじゃないとdポイントが溜まりませんでしたが、エコノミーMVNOを契約してもバッチリ貯まります。

貯めたdポイントはスマホ料金の支払いにも使えます。

 

ドコモのエコノミーMVNOのデメリット3つ

メリットだけでなく、当然注意点もあります。

契約を考えている人は要チェック!

①大容量&高速通信を利用できるプランがない

上記で紹介した通り、ドコモのエコノミーMVNOにはトーンモバイルとOCNモバイルONEがあります。

トーンモバイルでは、データ無制限だが通信速度が500〜600kbpsと決して速くはない速度です。

OCNモバイルONEでは、高速通信に対応していますが、データ通信量が10GBを超える大容量プランがありません。

まき
10GB以上使う人は「ギガホプレミア」「ahamo」を選んでください。

エコノミーMVNOは、小〜中容量で十分な人向けのプランです。

毎月のデータ通信量がどのくらいか確認する方法は、こちらの記事を参考にしてください。

 

②初期設定サポートはドコモショップで購入したスマホのみ

他社からの乗り換えや、オンラインショップでスマホを購入している人は要注意。

初期設定サポートはドコモショップで購入したスマホのみ行ってくれます。

以下のようなパターンはサポート不可なので気をつけてください。

サポート対象外の例

  • ドコモオンラインショップで購入
  • ドコモオンラインショップで購入し店頭受取り
  • 他社で購入
  • ケータイ補償で取り替えてもらった場合

 

③キャリアメールは月額330円かかる

これまでは格安SIMに乗り換えるとキャリアメールが使えませんでした。

2021年12月16日から月額330円で「ドコモメール持ち運び」が可能になりました。

キャリアメールとは?

後ろが以下のメールアドレスです。
ドコモ:docomo.ne.jp
au:ezweb.ne.jp
ソフトバンク:softbank.ne.jp

 

とはいえ、月額330円をずっと払うのはもったいないです。

GoogleYahooの提供しているフリーメールアドレス(無料)を使うことをおすすめします。

まき
フリーメールは一度登録したら、今後乗り換えるときにメールアドレスを変更しなくて良いのがメリットです。

 

トーンモバイル(ドコモのエコノミーMVNO)の特徴

①月額料1,100円のプランのみなので迷わない

トーンモバイルの料金プランは以下。

※料金は税込

プラン TONE for Android TONE for iPhone
月額料 1,100円
データ通信量 無制限
(動画の視聴以外)
通話料 11円/30秒
通話オプション 5分以内かけ放題:770円
初期費用 3,733円
(契約手数料:3,300円、SIMカード手配料:433円)
違約金 9,800円
(最低24ヶ月利用)
なし
対応機種 TONE e21
TONE e22(5G対応)
iPhone 6s以降の機種
(SIMフリー端末)
まき
データ無制限の料金プランのみなので、どれにしようかと迷う必要なしです。

通話料は別途かかるので、通話をしなければ月額1,100円でスマホを持てます。

Android端末(TONEモバイルから購入)を使う場合は違約金がある点に注意が必要です。

 

②通信速度は遅いがデータ通信量無制限

TONEモバイルの通信速度イメージTONEモバイル公式HPより

メールやSNSは無制限で、動画は別料金のチケット(税込330円)が必要です。

公式の発表ではなく推測ですが、通信速度は約500kbps~600kbps程度だと思います。

メールやツイッター、LINEのメッセージは快適に利用できる速度と考えて大丈夫です。

ただし、画像の多いインスタなどのアプリをよく使う人や画像の多いWebサイトを閲覧するのはストレスが溜まりそうです。

 

③動画視聴には別料金でチケットが必要

Youtubeなどの動画を視聴するためにはチケットを購入するかWiFiを利用する必要があります。

毎月1GBまでは無料で見れますが、それ以上は追加(1GBあたり330円)で購入する必要があります。

WiFiがない環境で動画を見る人にとっては手間ですね・・・

 

④動画をあまり見ない人にはおすすめ

月額料が1,100円でデータ通信量が無制限とシンプルな料金プランを持っているトーンモバイ。

動画がチケット制ということもあり以下に当てはまるのであれば、おすすめできます。

  • 動画の視聴はWiFiを使う or 動画は見ない
  • LINE、メール、Web検索、電話などをメインで使う
  • インスタや画像の多いWebサイトは閲覧しない

 

OCNモバイルONE(ドコモのエコノミーMVNO)の特徴

OCNモバイルONEは低料金にもかかわらず、通信品質の良いドコモ回線を利用できる格安SIMです。

ドコモと同じNTTグループが運営しており、ドコモのエコノミーMVNOとして選ばれています。

特徴としては

  1. 月額料550円〜と安い
  2. 通信速度が速い
  3. データ通信量が10GBまでと少ない
  4. 毎月のデータ量が多くない人にはおすすめ
まき
データ通信量はたくさん使わないけど、毎月の通信費を抑えて品質の良い回線を使いたい人に向いています。

 

①月額料550円〜と安い

月額料がとても安いOCNモバイルONEの料金プランは以下。

※料金は全て税込

料金プラン 〜0.5GB:550円
〜1GB:770円
〜3GB:990円
~6GB:1,320円
〜10GB:1,760円
国内通話 OCNでんわ利用時:11円/秒
OCNでんわ対象外の番号:22円/秒
通話オプション 10分かけ放題:935円
かけ放題:1,430円
3つの電話番号かけ放題:935円
初期費用 3,733円
(初期手数料:3,300円、SIMカード手配料:433.4円)
解約料 無料
まき
家にWiFiがあってデータ通信量をほとんど使わない人は、月額550円で契約できるのは強い・・・

国内通話は、基本的に11円/秒と思って問題ないです。一部、ナビダイアルなど特別な番号にかけるときには22円/秒になります。

データ通信量は小〜中容量までを用意しているので、スマホヘビーユーザ出なければ十分です。

 

②通信速度が速い

OCNモバイルONEの通信品質満足度OCNモバイルONE公式サイト

ドコモ回線の格安SIMでは通信品質No.1を取るほど、OCNモバイルONEは通信速度が安定しています。

実際に私が測定した結果は以下の通り。

ocnmobileone-thp

格安SIMの速度が遅くなる昼の時間帯であっても、平均すると10Mbps以上の速度を維持できています。

Youtube・SNSなどは5Mbps出ていれば快適に使えるので、OCNモバイルONEの通信速度であれば問題ないです。

まき
1日を通して5Mbpsを下回ることはなかったので、普段使いであれば快適に使えます。

通信速度について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

 

③データ通信量が10GBまでと少ない

OCNモバイルONEのデメリットとしては、料金プランで紹介した通り10GBまでのプランしかありません。

家にWiFiがなかったり、毎月10GB以上使う人はahamoなどのドコモのプランにすることをおすすめします。

まき
ahamoだったら20GBか100GBの料金プランを選べます。

 

④毎月のデータ量が多くない人にはおすすめ

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用していて、通信速度も安定しており月額料もとても安い格安SIMです。

以下に当てはまるのであれば、乗り換えを検討しても良いと思います。

  • 毎月のデータ通信量がある程度わかる
  • Youtube、SNS、Web検索ができる通信速度で十分
  • データ通信量は10GB以下で十分

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ドコモのエコノミーMVNOは用途別に選ぶ

エコノミーMVNOにも2社あり、両者特徴が異なります。

どちらを選べば良いかは以下の通り

TONEモバイル

  • 動画の視聴はWiFiを使う or 動画は見ない
  • LINE、メール、Web検索、電話などをメインで使う
  • インスタや画像の多いWebサイトは閲覧しない

 

OCNモバイルONE

  • 毎月のデータ通信量がある程度わかる
  • Youtube、SNS、Web検索ができる通信速度で十分
  • データ通信量は10GB以下で十分

-OCNモバイルONE, スマホ代

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