OCNモバイルONEには残念ながら家族割がないです。
『家族割がないから高い?』こんな疑問を持つ人も多いと思います。
料金設定がもともと安いため、家族割がなくとも月額料金が安いのが特徴的な格安SIMです。
家族割の代替手段もあるので、本記事で紹介します。
Contents
OCNモバイルONEには家族割がない
OCNモバイルONEには家族割がありません。
ただ、家族割を使わずとも家族割がある格安SIMと同等水準の月額料を展開しているのがポイント。
他社の料金も交えて解説をしていきます。
家族割がなくとも料金が安い
OCNモバイルONEは、月額料550円〜と超低価格の料金プランを展開する格安SIMです。
NTT系列であるNTTコミュニケーションズが運営元という点も信頼がおけます。
料金プランは以下の通り。
料金プラン | 〜500MB:550円 〜1GB:770円 〜3GB:990円 ~6GB:1,320円 〜10GB:1,760円 |
通話オプション | 10分かけ放題:935円 かけ放題:1,430円 3つの電話番号かけ放題:935円 |
初期費用 | 3,733円 (初期手数料:3,300円、SIMカード手配料:433.4円) |
解約料 | 無料 |
低速時の最大速度 | 200kbps |
正直いうと、全ての人におすすめできる料金プランではないです。
理由は、10GBを超えるデータ通信量がないため、大容量プランが必要な人には向いていないからです。
注意
10GBを超える大容量プランには対応していない。
家族割がある格安SIMと比較
家族割がある格安SIMの方が安いんじゃないの?という疑問にお答えします。
確かに家族割があるとお得に感じますが、蓋を開けたら家族割がない方が安かった!なんてこともあります・・・
『Yモバイル』『mineo』『BIGLOBE』の3社と比較しました。
※比較条件:音声通話SIM、家族割適用後の合計料金、回線数2~4
【2回線の場合】
データ量 | OCNモバイルONE | Yモバイル | mineo | BIGLOBE |
〜1GB | 1,540 | 3,168 | 2,486 | 1,956 |
〜3GB | 1,980 | 3,168 | 2,926 | 2,440 |
〜5GB | 2,640 | 5,368 (15GBプラン) |
2,926 | 3,540 |
〜6GB | 2,640 | 5,368 (15GBプラン) |
3,806 | 3,540 |
〜8GB | 3,520 | 5,368 (15GBプラン) |
3,806 | 3,540 |
〜10GB | 3,520 | 5,368 (15GBプラン) |
3,806 | 7,280 (12GBプラン) |
【4回線の場合】
データ量 | OCNモバイルONE | Yモバイル | mineo | BIGLOBE |
〜1GB | 3,080 | 5,148 | 4,972 | 3,712 |
〜3GB | 3,960 | 5,148 | 5,852 | 4,680 |
〜5GB | 5,280 | 9,548 (15GBプラン) |
5,852 | 6,880 |
〜6GB | 5,280 | 9,548 (15GBプラン) |
7,612 | 6,880 |
〜8GB | 7,040 | 9,548 (15GBプラン) |
7,612 | 6,880 |
〜10GB | 7,040 | 9,548 (15GBプラン) |
7,612 | 14,360 (12GBプラン) |
料金がこんなに安いってことは品質が悪いんじゃないの?という人は通信速度や通信エリアに関する記事を参考にしてください。
料金が安いのはわかったけど、家族割がある方がなんとなくお得に感じちゃう人もいると思います。
家族割の代替となる容量シェアについて解説します。
家族割の代わりになる?OCNモバイルONEの容量シェア
OCNモバイルONEでは、主要回線のデータ通信量を最大5枚のSIMカードでシェアできます。
容量シェアを活用すると、月額料がお得になることから家族割の代わりとして使えます。
主回線の月額料金に以下を追加することで、家族分のSIMカードを追加発行することができます。
【容量シェアの月額料】
データ通信専用SIM | 440円/月 |
SMS対応SIM | 572円/月 |
音声対応SIM | 572円/月 |
例えば親御さんが容量の多いプランを選択し、お子さんの回線は容量シェアを使うといった利用が可能です。
容量シェアの料金
では実際に容量シェアを利用する場合にどのくらい安くできるか解説します。
3人家族で、主回線10GBのプランを1回線、容量シェア用の音声通話SIMを2回線分、合計3回線で契約したパターンです。
3GBの料金プランを3回線契約した場合と比較しました。
【容量シェア有 vs 無の料金比較(音声通話SIM)】
容量シェア(有) | 容量シェア(無) | |
プラン料金 | 1,760円 (10GBプラン) |
990円✖️3 (3GBプラン) |
容量シェアの追加料金 | 572円✖️2 | 0 |
合計料金 | 2,904円 | 2,970円 |
差額 | 66円 |
たった66円?と思う人もいるかと思いますが、紹介した通り家族割がある格安SIMと比べても料金が安いOCNモバイルONE。
容量シェアを使うことで、さらに安くなるのは驚愕です。
容量シェアのメリット
容量シェアを使うメリットを以下にまとめました。
- 月額料金を抑えられる
- データ通信量の余りを有効活用できる
月額料が安くなるのは、上記の通りもちろんのこと。
毎月のデータ量を余らせてしまう人であれば、余ったデータ量を家族が使えるので無駄が無くなります。
容量シェアのデメリット
容量シェアのデメリットを以下にまとめました。
- データ通信量が10GBまでと少ない
- 1人が使いすぎると全員速度制限
OCNモバイルONEそもそものデメリットでもありますが、今あるプランではデータ通信量が10GBが最大です。
家にWiFiがなかったり、スマホヘビーユーザが家族にいると10GBでは足りません。
毎月のデータ通信量の確認方法は、以下の記事を参考にしてください。
-
参考データ通信量の選び方!最適なギガ数を知らないと格安SIMでも損
続きを見る
もう1つは、データ通信量を使い切ったら全員が速度制限(200kbps)になることです。
家族の誰かが使いすぎたりすると全員速度制限となります。
OCNモバイルONEの割引やお得ポイント
OCNモバイルONEには家族割がないこと、容量シェアで代替できることを紹介しました。
他にもお得な割引やオプションがあるので紹介します。
OCN光モバイル割
OCN光とOCNモバイルONEを契約していると、1回線につき毎月220円引きになります。
MUSICカウントフリー
人気ミュージックサービスの通信容量を消費せずに使用できるオプションです。
利用には申し込みが必須ですが、音楽ストリーミングをよく使う人には必須ですね。
通話料が安い
実はOCNモバイルONEは通話料が他社に比べて安いんです。
料金プランをチェックする人は多いですが、通話料をチェックする人は少ないのではないでしょうか?
『通常の通話料』に加えて『かけ放題』も安いのが特徴です。
他社の通話料と比較しました。
OCNモバイルONE | ドコモ/au/ ソフトバンク |
UQ/ワイモバイル | |
国内通話料 | 11円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 10分かけ放題 月額935円 |
5分かけ放題 月額770円 |
10分かけ放題 月額770円 |
完全かけ放題 月額1,430円 |
完全かけ放題 月額1,870円 |
完全かけ放題 月額1,870円 |
※料金は全て税込
通話メインで使う人ならなおさらお得になります。
特に通話メインで使うシニア世代にはおすすめできる格安SIMです。
-
参考OCNモバイルONEをシニア世代にもおすすめできる5つの理由
続きを見る
スマホ本体代が劇的に安い
スマホを買い換えたい、デビュースマホだからスマホを買いたいという人は、OCNモバイルONEの端末セールを活用してください。
他の格安SIMで売られている同一機種で価格を比べてみました。
端末セールは頻繁に行っていますので、公式HPを覗いてみてください。
\ 端末セール開催中 /
OCNモバイルONE 公式サイト
OCNモバイルONEは家族割がなくとも安い
今回はOCNモバイルONEの家族割があるか?について解説をしました。
結論としては、OCNモバイルONEに家族割はありません。
ただし、家族で容量シェアを利用すると月額料が安くなるので家族割の代わりになります。
たとえ家族割がなくとも格安SIMの中でも低料金・高品質であるため月額料が高いと悩んでいる方であれば乗り換えにピッタリの格安SIMとなります。