この記事でわかること
- シニア世代が格安SIMを選ぶ際のポイント
- OCNモバイルONEをシニア世代におすすめする理由
- 用途別のおすすめプラン
「デジカメ並みのカメラ性能を搭載したスマホを使いたい」「孫や子供とLINEでやりとりをしたい」といった理由でスマホデビューをするシニア世代が増えてきました。
同時に「大手キャリアのスマホ代は高い!」という理由から、格安SIMを検討する人が増えてきてます。
しかし格安SIMは料金が安い反面、サポート面に不安がある人も多いと思います。
今回は、上記の悩みを解決できるOCNモバイルONEについて紹介します。
OCNモバイルONEは、電波品質やサポート面が良くて、料金も安くしたいというシニア世代におすすめです。
ただ、業界トップクラスの安さですが、最安値ではないので「とにかく安く」という人にはおすすめできません。
いくつか注意点もありますので乗り換えを考えている人は参考にしてください。
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Contents
シニア世代が格安SIMを選ぶときのポイント
今まで大手キャリアを使っていた人は、特に格安SIMのサービス面をチェックしましょう。
格安SIMと大手キャリアでは、できることが違う場合があります。
料金だけを比較して乗り換えてしまうと、「こんなはずじゃなかった・・」となりかねません。
今回は2つのポイントを紹介します。
①サポートプランがある
スマホの設定やわからないことがあったら、店舗に駆け込んでいた人もいると思います。
店舗がない格安SIMの場合、初期設定などは自分でやらなければならないこともあります。
そんな時におすすめなのが、サポートプランがある格安SIMです。
多くの格安SIMのサポートプランは別料金ですが「スマホに慣れてない」「周りに頼れる人がいない」という場合には、とても役立ちます。
②通話料を含めた月額料が安い
格安SIMは、大手キャリアと比較すると月額料がとても安く見えます。
注意したいのは、基本プランに「大手キャリアは通話無料が含まれる」「格安SIMは含まれない」とこです。
通話料を含めると大手キャリアの方が良かった!といったことになりかねません。
また電話の切り忘れによって、高額な通話料金を請求されることもあるので無料通話に入っておけば安心です。
本記事では、通話頻度が多い人と少ない人に向けたOCNモバイルONEのおすすめプランを紹介します。
シニア世代の方は、基本的には通話メインかと思いますが参考にしてください。
OCNモバイルONEがシニア世代におすすめな理由5つ
ここまでの条件を満たしかつ電波品質も良い格安SIMである、OCNモバイルONEについて解説していきます。
OCNモバイルONEをおすすめする理由は以下の5つです。
- 設定サポートオプションがある
- 無料通話を含めた月額料金が安い
- ドコモ回線なので電波品質がいい
- ドコモショップで契約できシニア世代でも安心
- セールでスマホを安く買える
①設定サポートオプションがある
スマホの初期設定や使い方がわからない方でも安心して使えるように、サポートが充実しています。
プレミアムサポートでできることは以下、
- 初期設定サポート(訪問もOK)
- 遠隔操作での使い方サポート(カメラやアプリなど)
初期設定方法は、わかりやすい手順書が同封されています。(スマホを使い慣れている人なら簡単)
ただ、初めて使う人にはわからない部分もあるので訪問サポートをしてくれるのでとてもいいサービスです。
ただ、注意点が1つ。
アプリの使い方のサポートは、特定のアプリのみ対応です。
普段使うアプリは網羅されていますが、ゲームや音楽アプリを使いたい人は注意してください。
サポート対応アプリ
- Facebook(フェイスブック)
- Google マップ(グーグルマップ)
- goo(グー)
- Instagram(インスタグラム)
- LINE(ライン)
- YouTube(ユーチューブ)
- Yahoo(ヤフー)
- その他OCNが提供しているアプリ
②無料通話を含めた月額料金が安い
シニア世代の方は通話メインの使い方をすると思います。
そのため、無料通話を含めた月額料金が安いかがポイントです。
たま〜にLINEも使いますが、文字を打つのがめんどくさい様子・・・
他社のデータ量3GBの月額プラン+10分無料通話と比較をしました。
スマホ利用者の多くは、毎月のデータ量は3GB以下、通話時間は10分以下なためです。
OCNモバイルONE | 楽天モバイル | au povo 2.0 | nuro mobile | BIG LOBE | UQモバイル | ワイモバイル | |
基本料金[円] | 990 | 1,078 | 990 | 792 | 1,320 | 1,628 | 2,178 |
無料通話の料金[円] | 1,430 (10分) |
無料 (無制限) |
550 ※(5分) |
880 (10分) |
913 (10分) |
770 (10分) |
770 (10分) |
月額料金 合計[円] |
1,485 | 1,078 | 1,540 | 1,672 | 2,233 | 2,398 | 2,948 |
ですが、業界内でもトップクラスの安さなのは変わりありません
とにかく料金を安くしたいなら、楽天モバイルがおすすめです。
ですが、電波品質もよく、料金も安いのを望むならOCNモバイルONEといった選択になります。
OCNモバイルONEの電波品質については、次で解説をしていきます。
③ドコモ回線なので電波品質がいい
安い=電波品質が悪い、そう思っている人も多いです。
確かに、格安SIMは大手キャリアよりも通信速度が遅い時間帯があるのも事実。
ただ、OCNモバイルONEの実測結果をみるとYoutube・SNS・LINEをするには十分な通信速度が出ています。
用途 | 必要な通信速度 (ダウンロード) |
YouTube標準画質 (SD 480p) |
1.1Mbps (3Mbpsあればサクサク) |
インスタグラム | 2~5Mbps (タイムラインの画質次第) |
Webサイト閲覧 | 1~3Mbps |
メール / LINE | 0.3~1Mbps |
YouTubeに必要な通信速度の引用先:動画ストリーミングに関する問題のトラブルシューティング
電波環境があまりにも悪くなければ、1日を通して5Mbpsを下回ることはありません。
通信速度について、より詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
また、電波はドコモと同じものを使っているので安心して使えます。
登山に行く人もドコモを契約する人が多いと言われるほど、通信エリアは広いです。
実際に槍ヶ岳山荘の通信エリアを比較しました。
以上のことから、OCNモバイルONEの電波品質については良好と言えます。
④ドコモショップで契約できシニアでも安心
「格安SIMは店舗がなくて心配」といった声もあります。
OCNモバイルONEはNTT系列ということもあって、ドコモショップでの契約が可能です。
注意点として、ドコモショップでできないことをまとめました。
できないこと
- OCN接続プランからのプラン変更の申し込み
- データ専用SIMカードから音声SIMカードへの変更
- 容量シェアへの変更
- SIMカードの追加・削除
- SIMカードのサイズ変更
- 解約
- データ専用SIMとSMS対応SIMの申し込み
OCNモバイルONEの各種申し込みは電話から可能なので、契約してしまえば店舗を使うことも少ないです。
⑤セールでスマホを安く買える
これからスマホデビューをする人や、スマホが古いから買い換える人も多いと思います。
OCNモバイルONEでは、定期的にセールを行っており安くスマホを購入できます。
iPhoneなどの人気の機種は、すぐに売れてしまうので早めの検討が必要です。
LINE、電話、カメラなどの機能はバッチリ使えてますね。
「スマホって難しい」と思う人もいるかもしれませんが、音声で操作や文字入力ができたりとガラケーよりも便利なので使いです。
シニア世代におすすめな料金プラン
「スマホの料金プランが多すぎる」「何を選んだらいいのかわからない」そんな人のために、おすすめな料金プランを紹介します。
ただ、これが誰にでも一番!というものはないので
- 通話メインな人
- データ通信もしたい人
の2パターンに分けて紹介します。
また、ここで紹介するプランはあくまで一例です。
通話メインな人
通話、LINE、Web検索がメインで動画はたまに見るといった人におすすめなプランです。
LINEで写真を送ったりするならデータ通信もしたい人を参考にしてください。
プラン | 3GBコース+10分無料通話 | 3GBコース+通話無制限 |
基本料金 (使えるデータ量) |
990円 (3GB) |
990円 (3GB) |
無料通話 (無料通話の時間) |
935円 (10分間無料) |
1,430円 (通話無制限) |
OCNプレミアムサポート | 429円 | 429円 |
月額料金合計 | 2,354円 | 2,849円 |
外出先でたまに検索をしたりLINEを使うなら、3GB程度は契約しておくと使い勝手がいいです。
データ通信もしたい人
家族とLINEで写真のやりとりをしたい、YoutubeやWeb検索もやりたい人はデータ通信が必須です。
通話よりもデータ通信を使いたいという人向けのプランを紹介します。
プラン名 | 6GBコース+10分無料通話 | 10GBコース+10分無料通話 |
基本料金 (使えるデータ量) |
1,320円 (6GB) |
1,760円 (10GB) |
無料通話 (無料通話の時間) |
935円 (10分無料) |
935円 (10分無料) |
OCNプレミアムサポート | 429円 | 429円 |
月額料金合計 | 2,684円 | 3,124円 |
毎月どのくらいのデータ量を使っているのかを知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
OCNモバイルONEには、データ量10GB以上のプランがないのでヘビーユーザの人には向きません。
ただ、LINEやWeb検索程度であれば10GBを超えることはほとんどないと思って大丈夫です。
Youtubeなどの動画を1日に数時間見るなら、10GBでは足らないと思います。
シニアの方がOCNモバイルONEに乗り換える際の注意点
初めての格安SIMという人もいると思うので、注意点を紹介します。
特に大手キャリアを使っていた人は、気をつけてください。
- キャリアメールを使えない
- 大容量データプランがない
- 無料通話は専用アプリを使う
①キャリアメールは月額330円:フリーメールで代用
これまでは格安SIMに乗り換えるとキャリアメールが使えませんでした。
2021年12月16日から月額330円で「ドコモメール持ち運び」が可能になりました。
キャリアメールとは?
後ろが以下のメールアドレスです。
ドコモ:docomo.ne.jp
au:ezweb.ne.jp
ソフトバンク:softbank.ne.jp
とはいえ、月額330円をずっと払うのはもったいないです。
GoogleやYahooの提供しているフリーメールアドレス(無料)を使うことをおすすめします。
②大容量データプランがない:10GBまで
OCNモバイルONEのデータ量はMAX 10GBまでです。
スマホヘビーユーザにとっては物足りないデータ量なのがデメリット。
昔は20GBと30GBのプランもありましたが、2021年9月29日(水)で終了してます。
③無料通話は専用アプリを使う
10分や無制限通話を申し込み人は注意です。
最初から入っている電話アプリではなく「OCNでんわ」という専用アプリを使わないと無料になりません。
最初から入っている電話アプリは間違えて使わないように、ホーム画面させるのがおすすめです。
OCNでんわのインストール方法は、こちらの公式サイトから確認できます。
サポート・電波品質・料金を重視するシニア世代にはおすすめ
シニア世代の方で、OCNモバイルONEに乗り換えを検討する人向けに特徴を紹介しました。
結論としては、以下を求める人ならおすすめです。
- 設定サポートの充実
- 電波品質が良い
- 通話料金を含めた月額料金が安い
単に料金だけが安い格安SIMを望むのであれば、楽天モバイルがおすすめです。
ただ、電波品質については今回紹介したように電波品質の良さも重視するならOCNモバイルONEをおすすめできます。
ただ、乗り換えを検討する場合は以下の注意点も忘れずに。
- キャリアメールを使えない
- 大容量データプランがない
- 無料通話は専用アプリを使う