- 格安SIMにも種類があるみたいだけどよくわからない
- 大手キャリア・サブブランド・MVNOって何が違うの?
- どの通信会社がいいかわからないから、とりあえず大手キャリアで契約している
スマホを契約するとき、近年では多くの通信会社があり、どこがどういう特徴を持っているのかわかりにくくなっています。
料金プランの多様化もあいまって、非常に複雑です。
大手キャリア・サブブランド・MVNOの違い、どんな人にどこの通信会社がおすすめなのか比較を交えて解説します。
自分に合った通信会社を知れて、高額なスマホ代を見直すきっかけになります。
管理人のまき
● 格安SIM利用歴5年以上
● 大手キャリアで無線を研究
● 自社愛はなく自分に合った格安SIMを使い続ける
Contents
キャリア・サブブランド・MVNOの違いを比較
通信会社はいろいろな呼ばれ方がありますが、枠組みとしては以下の通り。
基地局設備を持つキャリア(MNO)、基地局設備を持たないMVNOという形で分けられます。
格安SIMというと、サブブランドとMVNOを指すことが多いですね。
キャリア | サブブランド | MVNO | |
通信速度 | ◯ | ◯ | △ (時間帯次第) |
料金 | ✖️ (プラン次第) |
△ | ○ |
店舗数 (サポート面) |
◯ | ◯ | △ (地方少ない) |
サブブランドとMVNOのデメリットについては、こちらの記事を参考にしてください。
通信速度の違い
スマホを契約するときに気にする人も多いポイントですが、通信会社次第で以下のような特徴があります。
- キャリア・サブブランド:通信速度は安定
- MVNO:時間帯次第で、制限がかかる可能性あり
MVNOは混雑する時間帯にかならず速度制限がかかるわけではありません。
ですが都心の利用者が多いような場所では、速度制限がかかる可能性が高くなる点は注意です。
キャリアやサブブランドも、満員の通勤電車や人が多く集まるイベント時には通信速度が遅くなります。
制限ではなく、回線が逼迫するため。
料金の違い
一番気にするポイントの「料金」ですが、こちらも大きく違ってきます。
特にMVNOは、キャリア・サブブランドと比べて料金が安い傾向です。
- 料金面はMVNOが安い
- サブブランドも学割や家族割を駆使するとMVNO並の安さ
ahamo(ドコモ)、povo(au)、LINMO(SB)これらの登場でスマホ代が下がった人も多いと思います。
ですが、「オンラインでの申し込み専用」「通信容量が大きいプランのみ」ということで、あまり変わらない人も少なく無いです・・・
サポート面の違い
スマホを使い慣れている人は全く気にしないですが、店舗でお世話になる機会がある人は重要なポイントですね。
- 大手キャリア・サブブランドは店舗数が多くサポート面の不安は少ない
- MVNOは地方に店舗が少なく、サポート面の不安あり
MVNOの不安な点としては店舗が、都心にはそこそこありますが、地方にはかなり少ないところです。
トラブルも自分で対応できる人ならいいですが、すぐに店舗に駆け込みたい人は、あまりお勧めできません。
「遠隔サポート」などの有料オプションを使えば店舗に行かずとも電話などでサポートをしてもらえます。
料金を安くするならサブブランド or MVNO
違いはなんとなく分かったけど、サブブランドとMVNOは聴きなれないし、どんな人におすすめなの?という疑問もあるかと思います。
それでは、違いを元にどんな人におすすめなのかを解説していきます。
サブブランド:料金も下げたいけど通信品質を重視する人
以下の条件に当てはまるのであればサブブランドがおすすめです。
- 大手キャリアよりも料金を下げたい
- 通信速度を重視
- 店舗でのサポートも必要(頻度は少ない)
大手キャリアのサブブランドというだけ合って、通信品質は折り紙付です。
私は大手キャリア(会社携帯)とサブブランド(私用携帯)の2台持ちを続けていましたが、通信速度に差を感じたことはありません。
通勤時間帯にYoutube、動画アプリ、高速通信をしたい人はサブブランドなら安心。
MVNOは通勤時間帯など回線が逼迫する時間は、速度制限がかかりやすいため。
店舗数も大手キャリアとサブブランドは併設されていることも多いので、スマホに疎い管理人の親はサブブランドを使っています。
学生・家族での契約におすすめのサブブランドは過去の記事で紹介しています。
MVNO:料金をとにかく安くしたい人
とにかく料金重視で「通信速度はそんなに重視しない」という人は、MVNOが断然おすすめ。
- スマホ代は最安値がいい
- 通勤時間帯の利用は少ない
- スマホの設定やトラブルは自分で解決できる
通信速度が不安という声もあるかと思いますが、Youtubeや動画サービスなどをあまりみないということであれば、問題ありません。
通話・LINE・メールチェックがメインということであれば、支障を感じることはほぼ無いと思ってOK。
サブブランドとMVNOの料金はどの程度違うのかみていきましょう。
サブブランドとMVNOの料金比較
大手キャリアは高いから乗換えたいけど、サブブランドとMVNOの料金がどのくらい違うのでしょうか?
そこで、サブブランドとMVNOの料金を比較してみましょう。
※合計は学割・家族割適応無、税込の金額、最安値:黄色マーカ
※料金プランは一部抜粋
プラン / オプション |
UQ モバイル |
ワイ モバイル |
OCN モバイルONE |
データ量(少) | 3GB 1,628円 |
3GB 2,178円 |
3GB 990円 |
データ量(中) | 15GB 2,728円 |
15GB 3,278円 |
10GB 1,760円 |
データ量(多) | 25GB 3,828円 |
25GB 4,158円 |
- |
定額通話 10分 |
770円 | 770円 | 935円 |
データ通信量が10GBまでであれば、OCNモバイルONEが最も安い料金となりました。
ただ、大容量プランが無い点が残念ポイント。
MVNO自体、データ通信量25GBを超えるプランは少ない。
大容量プランは、大手キャリアかサブブランドがおすすめ。
料金にこれだけの差があると、通信速度制限があってもMVNOありだなっと思ってしまいますよね。
今、一番おすすめできる格安SIMの比較をしているので、過去の記事も参考にしてください。
まとめ|違いを知って自分にあった通信会社を選ぼう
キャリア・サブブランド・MVNOの違いを紹介しました。
主な違いは以下の3つ。
- 通信速度
- 料金
- 店舗数(サポート面)
キャリア | サブブランド | MVNO | |
通信速度 | ◯ | ◯ | △ (時間帯次第) |
料金 | ✖️ (プラン次第) |
△ | ○ |
店舗数 (サポート面) |
◯ | ◯ | △ (地方少ない) |
料金と通信速度・店舗数(サポート面)はトレードオフなので、何を重視するかで自分に合った通信会社は異なります。
料金重視であればMVNO、通信速度やサポート面であれば大手キャリアやサブブランドを選ぶのがいいと思います。
おすすめの格安SIMは、本サイトでも詳細解説しているので参考にしてもらえればと思います。